こんにちは。
Tour of Chiangrai 第3ステージ 120km
平坦基調で進みラスト4kmぐらいがとんでもない上り。
序盤は晋一さん,アマン,僕で動いて、ジャンリ,ダニエルは最後の上りのために温存でいくことになった。
チーム順位は6番目。
昨日同様、序盤からアタック合戦。
アミンと僕で応戦していたが、いかんせん自力不足で決められない。
そうこうしているうちに3人程度の逃げができ、3人なら捕まるだろうと思っていたら行ってしまいよったわ。
まだ集団もスピードの速い段階でできた逃げだから、強いメンバーに違いない。
逃げが決まり集団もまったりになって、僕も前方に位置していたが、位置取りするのも疲れてきたし、次の展開も起きそうになかったから、一度最後尾まで下がってみたら、すごい人数で走っているのを改めて感じた。
急に腹が減って、ジェル2本とジャムパン2個を一気に食べ、トイレもしたいなあと思ったがそのスキルは無いので我慢。
80kmぐらいの所で晋一さんから「元さん調子はどうですか?」と言われ、いつも逃げを決められない自分の「センスのなさに呆れてますわ!」と答えたら、「じゃあきっかけを作るから行きましょうか!」となった。
1本目、晋一さんが渾身で上げてくれたが、僕が付ききれず決まらなくて怒られるw
2本目も晋一さん渾身のアゲアゲで、今度こそは付ききって、欧米人が2名とアベンチュラの日本人が入って合計5人逃げが決まった。
このローテがめちゃめちゃきついが、それぞれ均等に回していい感じ。
5kmほど走ったと思ったけど、やはり集団に捕まってしまう、、、。
ほどなくアップダウンが始まり、ここでも逃げの動きがあったが、もうそこに対応していく脚は無い。
そして何人かの逃げができた。
集団で少し回復して、前方にダニエルやジャンリがいたので、位置取りのために近くにいたが、行っちゃった逃げを捕まえないといけない立場になったので、晋一さんと集団ペースを維持する程度には仕事することにした。
その時の図。
オーストラリアチームのVerofitから2人と僕ら2人の4人で回し、アップダウンの上りで一回力尽きたが、集団もまたペースダウンするので、もう一度あがっていって4人でコントロールして、ハアハア、、。
最後の4kmの激坂を前に逃げを捕まえることができ、あとはもう「よろしく~っ」となった。
激坂については、もうペダル踏むのが精一杯になり、ふにゃふにゃでゴールに向かうだけ。
ツールなどでアシストがだらだらと落ちていく気持ちが分かったし、これはこれで貴重な経験だ。
すぐに先ほど一緒に回してたオーストラリアチームの選手も追い付いてきて「グッジョブ!」と言ってくれた。
とても嬉しかったし、そういうコミュニケーションはどんな時も必要だ。
ゴールして、ジャンリは元気なく思わしい結果でなかったのだろう。
ダニエルもシューズにトラブルがあったらしく、こちらもあかんかったみたい。
仕事をしたことが報われることはなかったんだけど、集団で位置取りして走るだけなんて面白くない。
上りで勝負できるなら別だけど、晋一さんのおかげで狙えないなりに楽しめた。
その晋一さんは15分後にゴール。
上り始めで早速トイレしてから、ゆっくり上ったらしい(笑)
明日はクリテ。
ポイントレースで地獄です。