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こんばんは。
先日の美山サイクルロードレースでは、まさに「息子か?」というような年齢差の選手と一緒にレースを走りました。
一生懸命に踏み込んで上っている若い選手がいる傍らで、筋肉は極力使わず自転車を進ませている選手がおじさん世代。
そう。
筋肉や心拍に頼って進ませてたら、到底若い選手についてはいけないです。
本人が意識してるかどうかは知りませんが、踏んで進ませてるおじさんはC1にはいませんでした。 もしくは1周目の坂でいなくなっちゃう。
7周目のPEDAL松井さんの、軸の取れたポジションとペダリングを見たら「こりゃ敵わん」と心が折れましたわ。
で、TOJをはじめマトリックスパワータグに帯同してるkako。
今年からフランシスコ=マンセボがチームに加入し、しっかり身体のケアをさせてもらって勉強しているようです。
言わずと知れたマンセボ選手はランス=アームストロングとツールでも渡り合っていた選手。
現在43歳ですが現役で、日本の選手のみならず、海外からやってきた選手たちも舌を巻く強さ。
でも、kako曰く、「筋肉全然使ってねー。筋肉量は一般人以下かも」とのこと。
このことからも自転車の速さに筋肉は必要ないということは明らかです。
逆に、筋肉に頼っていると、年齢とともに失速していくことも分かります。
この年齢でこのレベルで戦える選手は、自転車がよく進む場所を把握していて、そこに自分の重心位置を合わせることができ、その位置が気持ちよく身体を使える(ペダリングできる)ポジションになっている。
登りでどうか? 下りでどうか? 平地でどうか?
それぞれで重心軸を合わせています。
多分無意識だから、「なんであなたはその歳になってもそんなに強いんですか?」と聞いても、明確な答えが返ってきません。
今回のツールド熊野での帯同で、kakoに「マンセボに何か意識してることがあるか聞いてきて」と言ってあります。
どんな答えが返ってくるか楽しみです。
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で、こういった、「選手から聞いて、触って、マッサージャーが財産としてきた経験」は、ショップさんでのイベントなどで皆さんにも共有することができます。
イナーメオイルやリカバリーツールを使うことで、ある程度皆さんにも筋肉を使わない走りを体得していただくことができます。
6/8(土)愛媛県今治市、サンライズ糸山さんで。
詳しくはこちら。→「今治市いまばりブランド推進室」
6/9(日) 広島県 福山市 「Cycle House Ken’s」様にて、11時~13時
四国・中国地方の方、お暇がございましたら、ぜひご予定ください。
またこのようなイベント依頼ございましたら、スケジュール調整し、積極的に行っていきたいと考えております。
ショップ様もぜひ、こちらからお問い合わせください。