そもそも、なんでアップオイルを使う必要があるのか?
って、根本的なところ。
野球・サッカー・テニス・マラソンなど、自転車以外のスポーツでは、あまりオイルを使用する「文化」ってないような気がします。
これ、なんでなのか分かりません。
想像するに、サイクルスポーツでステージレースとなれば、翌日までに疲れを取っておかないと話にならない。
それだけ、1日200㎞のツアーを主体としてきたサイクルスポーツは過酷で、疲労回復に対して、少しでもオイルなどに頼ろうとしてきた結果かもしれません。
同じ有酸素運動であるマラソンにしても、一人の選手が出るレースといえば年間数レースですもんねー。
いや待った!
「疲れを取っておかないと・・・」という話なら、リカバリー(乗ったあと)オイルで、夜のマッサージで使えばいい。
じゃあ、アップオイルはなぜ塗るの??
みんな使ってます。
ねえ、それ、なんで使ってるの??
これ、僕は昨年ずーっと、使ってて思ったんですが、
アップオイルを塗って走ると、筋肉の疲れがかなり違うんです。
もちろん、パフォーマンスアップとか、足攣り対策、アップ時間の短縮とか、メリットは多くあると思います。
が、僕にとっては疲労軽減という名目こそ、アップオイルを使う大きな理由です。
使用してスタートすると、脚を大きく使える様になり、同じ負荷でも脚全体を使って受け止めることができるようになる。
そんなイメージです。
なので、通常練習においても是非使っていただくことが、リカバリーにもつながってきます。
土曜練習にアップオイルを使うことは、日曜の練習パフォーマンスにも影響してきます。
それが、ヨーロッパで根付いてきたオイル文化の答えだと思います。